糖分少なめ

ポケモンの記事を書いたり

【VGC2022】イベザシボルト

ぶらありです。

PJCSお疲れさまでした。結果は3-3と振るいませんでしたが、久しぶりに満足のいく構築を組むことができたので、構築記事として残しておこうと思います。

 

構築経緯

2月INCまで

2月の予選では追い風ザシオーガを使用して予選を29位で抜けた。
ただ、3月以降予選抜けしたザシオーガへのメタが厳しくなり、次第に勝てなくなっていった。

追い風ザシオーガの弱点は、立ち回り幅の小ささ。

初手で追い風を張って、カミツルギカイオーガを並べて勝つプランしか存在せず(思いつかなかった)、対トリルもバレルでごまかしていたため、防塵ゴーグルパルキアが生息し始めた時は、さすがに賞味期限が切れた感じがした。

また、対オーロンゲに対しては、カプ・テテフでサイコフィールドで対策をしていたが、3月以降サルのように初手オーロンゲを投げる人は少なくなり、出し負けた時の弱さが目立った。

以上の2点から、

・選出、立ち回りの幅を広くする

・出し負けしないメインの先発の並びを作る

を次に組む構築の目標として掲げた。

 

①ザシアンガオガエン

立ち回りの幅が広い構築とは?と考えた時に、ザシアンガオガエンが思い浮かんだ。

理由としては、

・ほぼすべてのポケモンに対して、不利を取らない

・4倍弱点がない

・先発後発どちらでも選出できる

・海外大会の上位構築で採用率が高い = BO3で強い = 対応力が高い

ザシアンガエン@2の選出で、無限通りの立ち回りを考えることができ、より柔軟に戦うことができると思ったため、この2匹が入った構築を組むことを決めた。

 

ボルトロス

次にこの世で一番強い先発を考える。

先発ザシアンガオガエンを投げた時に辛いポケモンを考えた時、真っ先に思い浮かんだのが負けん気ボルトロスだった。

ボルトザシアンの王道の並びが一番強いかと思ったが、エレキザシアンに対して明らかに不利なことに気付く。

そこで、ボルトロスを負けん気から悪戯心に変えることで、必ず動いてくるレジエレキに対して怖い顔じゃれつくを集中する立ち回りはとても強力だと思ったため、悪戯心ボルトロスを採用した。

先発:ザシアン ボルトロス 

後発:ガオガエン@1

 

イベルタル

気付いたらダイマ+禁伝枠が余ってしまったので、条件に当てはまるポケモンを考えていく。

バドレックス白黒

カイオーガ

グラードン

どちらもダイマせずに立ち回ることが多いので不採用

ディアルガ

悪戯心ボルトロスが読まれそう

イベルタル

ザシアンに電磁波入れたら、上からダイバーン打てる。

イベは選出しないパターンも多いため、負けん気を匂わせることができる。

 

という理由でイベルタルが一番しっくり来た。

ボルトロスでS操作してザシアンイベルタルを並べると、恐らくどの並びに対しても有利に立ち回ることができ、相手の構築に左右されない強い軸が完成した。

書きながら思ったけど、パルキアも面白そうだと思った。7月に試してみます。

 

④ウーラオストリトドン

上記の4匹の問題点としては、

・後発イベルタルのダイジェットを考えた時に、ガオガエンにジェットを乗せる動きは強くない

・タスキエレキに対しての回答がない

・ダイバーンを耐えるザシアンへの回答がない

・BO3で悪戯心が割れた時に、スカーフオーガイエッサンで詰む

という問題から、先制技持ちで一番かみ合いそうなウーラオスを採用した。

ウーラオスが一撃な理由は、単純にダークオーラ暗黒強打強そうだと思ったからです。

また対オーガ対策にはトリトドンでいいかなと思い、雑にトリトドンを採用した。(雑)

 

個体紹介

ザシアン

努力値 :H44 A252+ B4 D36 S172
実数値 :173-244-136-x-140-190

持ち物 :くちたけん
特性  :ふとうのけん
性格  :いじっぱり
技   :きょじゅうざん/じゃれつく/みがわり/まもる

じゃれつくでカイオーガを倒したいため、Aぶっぱ。

Sは最低185(S+1でレジエレキを抜く)は欲しくて、最速エースバーン抜きの190まで降った。

残りはHDで、黒バドレックスのアストラルビットを75%ぐらいで2回耐える。かつ、カイオーガの玉根源をほぼ耐える。

技については、カイオーガに対して使うじゃれつくは確定で、せいなるつるぎを打ちたい相手も思い浮かばなかったため、パルバドに強い+電磁波との相性がいい身代わりを採用した。

 

イベルタル

努力値 :H4 B84 C180+ D4 S236
実数値 :202-x-126-191-119-149

持ち物 :いのちのたま
特性  :ダークオーラ
性格  :ひかえめ
技   :あくのはどう/デスウイング/ねっぷう/まもる

耐久は意地ザシアンのきょじゅうざん+玉ダメージ(ダイマ)を耐えるところまで

Sは+1で黒バドレックス抜き

残りC

物理にすると、構築が物理によってしまい、相手のガオガエンですべてが止まってしまうため、特殊で採用。

イベルタルの玉ダイバーンは固いザシアンにミリで耐えられることで有名だが、ボルトロスのエレキネットをいれておくことで確定で倒すことができる。

 

ボルトロス

努力値 :H156 B4 C4 D252 S92+
実数値 :174-x-91-146-132-157

持ち物 :こうかくレンズ
特性  :いたずらごころ
性格  :おくびょう
技   :10まんボルト/エレキネット/でんじは/こわいかお

Sは上からエレキネットを打ちたいため、最速カイオーガ抜き。対イベサンダーリザードンに対しても上から打てるように100族抜きも考えたが、対オーガ性能を落とすことになるため、環境に多いザシオーガに強くすることを優先して耐久に厚く降った。

HDは玉カイオーガの根源の波動耐え(25%ぐらいで落ちる)

技については、まず対レジエレキに対して打つこわいかおは確定。

でんじはも、対ザシアンに対してこわいかおではなく電磁波を打ちたい(引かれてリセットされたくない)ため、確定。

@2だが、カイオーガイエッサンの先発を並べられたとき、玉潮吹きを打たれてしまうと負けてしまうため、カイオーガを削る+きょじゅうネットでイエッサンを落とすためにエレキネットを採用。

ラストはちょうはつ、かいでんぱ、10万ボルトの択だが、かいでんぱについては打つ相手が考えられなかった。

挑発はポリゴン2に対してほしい場面もあったが、ポリ2に対しても電磁波打っておくのが一番勝ちに繋がりやすかったため、消去法で10万を採用した。

ボルトロスの10万は意外と火力があり、10万10万じゃれや10万ジェットでガオガエンを処理できる点が強かった。腐らないことは大切。

最後に持ち物は、オーガに電磁波じゃれつくを集中するときに外してしまうとゲームが終わってしまうので、こうかくレンズを持たせた。81% と 89%?はかなり違う気がする。

オボンのみだと、きょじゅうジェットを耐えることができるが、落ちてもウーラ出しで勝てるため特に必要ないと感じた。

 

ウーラオス

努力値 :H4 A252 S252+
実数値 :176-182-120-x-80-163

持ち物 :きあいのタスキ
特性  :ふかしのこぶし
性格  :ようき
技   :あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/みきり

特に解説不要。

タスキにした理由としては、

・電磁波が入ったザシアンに対面で勝てる

カイオーガに対面で勝てる

の2点。くろいメガネを持たせれば、レジエレキをふいうちで倒すことができるが、耐久振られたりダイマ切られたら耐えるため不採用。

 

ガオガエン

努力値 :H252 A92 B116+ D20 S28
実数値 :202-147-137-x-113-84

持ち物 :ぼうじんゴーグル
特性  :いかく
性格  :わんぱく
技   :フレアドライブ/じごくづき/ねこだまし/すてゼリフ

最初は基本選出に入れていたが、ザシオーガ系にはウーラオスを出すことが多かったため、対白馬パルキアに寄せた調整にした。

持ち物は白馬パルキアメタでぼうじんゴーグルを採用。身代わりザシアン+ゴーグルガエンでバレルを無効化できる。

耐久は白馬のダイアース耐えまで。

Aは今まで使っていたガオガエンが92振りだったので、ダメ感崩さないようにそのままで使った。耐え調整崩せたらうれしい。

Sは4振りは無駄だと思い、S+2で100族を抜ける84に調整した。気付かない同速が発生しない点が良かった。

じごくづきについては、白馬パルキアのガエンサイクルを崩す+ダークオーラの恩威を受けれるという点で採用した。

 

トリトドン

努力値 :H180 B204+ D124
実数値 :209-x-125-112-118-48

持ち物 :たべのこし
特性  :よびみず
性格  :ずぶとい
技   :だいちのちから/こごえるかぜ/あくび/まもる

調整先が分からず、結局リンヤさんのRinyaSunのトリトドンをそのまま拝借した。

Sはバドレックス抜かれの48に設定。S+2で一応ガオガエンが抜けるが、あまり意味がない調整だと思う。

持ち物はリンドのみとの選択だが、ザシイベにゴリランダーを出されても勝てるため、オーガと対面で勝てるように食べ残しを採用。

対オーガのことしか考えないなら、HDでもよかったかもしれない。

技については、氷技がないとザシオーガに対して、トルネランドを残されているだけで負けてしまうため採用した。

前日まではれいとうビームだったが、凍える風の方がイベザシにかみ合うと思い、当日に変えた(選出しませんでした)

 

選出

基本選出

幅が広い構築!と言いながら、こればっか選出してた。

ボルトザシアンイベルタルは固定で、@1を相手の構築に合わせて選出する。

相性上有利な黒バド、ソルガレオルナアーラは、何を選出しても有利なため割愛する。

※黒バドオーガエレキイエッサンについては、何を選出しても勝てない。

 

追い風オーガザシアン

or

トルネオーガで入ってきた場合は、電磁波じゃれつくでカイオーガ集中して倒す。裏にトリトドンがいるため、ダイストリームでザシアンを狙われる可能性は低い。

ザシトルネの場合は電磁波きょじゅうざんをザシアンに集中か、Sが抜かれていたら耐久低い読みでネットきょじゅうざんもあり。

 

RinyaSun

or

こわいかおきょじゅうざんをリザードンに集中することで、グラードンバックされてもラムのみでもリザードンを削ることができる。

リザ削れれば、イベダイマで全部倒せる。ソウルクラッシュの場合少しめんどくさい。

 

白馬パルキア

じゃれつく警戒で怒りの粉を選択されることが多いため、初手ガエンに引かずに電磁波身代わりからスタート。

長期戦になるため、初手の電磁波はとても大切。

イベダイマが基本だが、ガエンのHPが残っていたらガエンダイマでもいい。

 

イベザシエレキ

or

ネットイカサマから入られることが多いため、こわいかおじゃれつくでエレキを倒す。

タスキの場合ゲームが始まるが、エレキさえ削れればウーライベルタルで有利に立ち回ることができるはず。

 

ディアロンゲ

守るダイアークから入り、ディアルガがダイアーク×2で落ちるため、勝ち。

 

最後に

PJCSではプレミが目立ち、構築に自信があった分、終わった後は悔しいというより不甲斐ない気持ちでいっぱいだった。

身代わり打たずに負けの試合と、身代わり打って負けかけた試合があったので、もうあまり使いたくはない。むいてないかもしれない。

あと、基本でんじは打ちまくる構築なので、皆のヘイトが怖い。ブルブルビリビリ

イベザシボルトの3体は、不利構築が少なくとても安定していたので、残りの3匹を入れ替えたり、新しい選出パターンを考えればもっといい構築が生まれると思う。もうちょっと自分で試してみます。

 

 

世界はザシアン@5かなあ。

 

special thanks:

一緒にポケモンやってくれた方々(モチベが保てました)

PJCS期間で絡んでくれた方々(話したかった人に突撃しまくった)

A0イベルタルのためにウルトラワープライドを駆け巡ったひいあ(確かポリ2にイカサマ打たれたよ)