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【WCS2017】ブルルマーメイド -Bulu Mermaid-【世界大会】

 

 

 

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
カプ・ブルル ウッドホーン ウッドハンマー ビルドアップ まもる クサZ グラスメイカー
カプ・レヒレ だくりゅう ムーンフォース めいそう まもる イアのみ ミストメイカー
ウインディ フレアドライブ しんそく バークアウト ワイルドボルト とつげきチョッキ いかく
ボーマンダ ドラゴンクロー じしん りゅうのまい かえんほうしゃ ジメンZ いかく
エンニュート オーバーヒート ヘドロばくだん ねこだまし まもる きあいのタスキ ふしょく
ジバコイル 10まんボルト ラスターカノン みがわり まもる たべのこし じりょく

 

SDテキスト

 


戦績

WCS2017 day1 3-4

R1 Iaura Prada[VE]      ◯×◯

R2 Jonathan Evans[US]  ◯×◯ 

R3 Taki[JP]         ◯××

R4 Ethan Simpson[US]    ××

R5 Christian Ramirez[MX] ◯◯

R6 Jeon Kyung Min[KR] ××

R7 Diego Ferreira[CL]    ××

はじめに

ぶらありです。WCS2017お疲れさまでした。

結果はday1 3-4で終了。最初は2連勝で時代が来たなと調子に乗っていたら、次に配信台でたきさんにボコされ、そのあと重い構築を引き雑魚ありでした。

PTの回したりなさが反省点でした。重い構築への立ち回りを事前に考えれてたらと思います。

と結果を残すことができなかった構築ですが、この経験を忘れないように書き残しておこうと思います。

 

 

構築経緯

JCSが終わった後なかなか新しい構築案が思い浮かばず、海外の大会を見ていたら、SmogonVGCがカプ・ブルルカプ・レヒレの組み合わせを使っているのを発見。

アニメ「ハイスクール・フリート」に登場する海の安全を守る為に日々働く「ブルーマーメイド 」をもじって、「ブルルマーメイド」と勝手に命名。twitterで少し盛り上がり、実際今までにありそうでなかった面白い並びだったので組んでみることにしました。

 

初めに組んだ「ブルルマーメイド」(以下「ブルマー」)が

 

ブルルレヒレが苦手なカミツルギテッカグヤメタグロスといった鋼枠に強いウインディガブリアスを受けるためにポリゴン2、トリルアタッカー枠はギガイアスも考えましたが、流行りのグロスウツロイドに強くするためにバンバドロに。ラストはテッカグヤがまだ重かったためジバコイルを採用。

 

レートではそこそこ勝てましたが、DJくん主催のBO3杯でDJくんのAFKにぼこされました。

 

いままで使用していたALKとは真逆のカプ2匹、受け身な戦術で、扱い方が全く慣れてなくこれで上位陣を倒すのは難しいと判断し、ブルマーを諦めてもう一度ALKを練ることに。

 

グロス対策でテテフにシャドーボールウインディの火力を上げるためにチョッキを採用。テテフのシャドーボールは好感触でしたが、チョッキウインディは削られたらカミツルギにも負けるところがダメでした。

ほかにもカミツルギの配分をかえたり色々試しましたが、これといった改良点が見当たらず、次第にJCS本戦で負けた構築が世界で勝てるわけないのでは?という不信感からポケモンバトルを楽しむことができなくなり、ぶらありさヘラる。(8月初め)

 

このままではいけないという気持ちはあったので新構築を組むことを決めましたが、2週間前に新しく組んだ構築を世界で上手く扱えるとは思えなかったので、今までの構築をベースに組むことにしました。そこで見つけたのが、JCS日程Aで使用し、ミミッキュの重さに15-5で爆死したJCS戦犯構築(通称:ぶらありパ)

 

エンニュート、ハリテで猫だましを打ちながら、横でりゅうのまい、瞑想、腹太鼓暗示を決める構築。このエンニュートボーマンダの猫竜舞はガブコケコ、コケコウインに非常に強力で、流行りのウツロイドメタグロスにも強いのではないか?ということから、この組み合わせを軸にもう一度考えてみることにしました。

 

ボーマンダはなんといってもカプ・レヒレがきついので、カプ・ブルルを採用。エンニュートだけで鋼枠を見るのはきつすぎるので、ウインディを採用。威嚇二枚+猫だましで積んでいくというコンセプトが見えてきたので、積みアタッカーとしてカプ・レヒレを採用。ブルマーとぶらありパの夢のコラボが実現しました。あとはポリギガ、レヒレ、バルジに強いジバコイルを採用。

 

なんか変なPTができた。ウツロイドがゲロいことに気付いたのはフレ戦した後でした。ただAFKやGACTにはとても強力だったので、ウツロイドは調整でカバーすることにしました。

個体紹介

エンニュート

努力値 :H4 C252 S252
実数値 :144-x-80-163-80-185

持ち物 :きあいのタスキ
特性  :ふしょく
性格  :おくびょう
技   :オーバーヒート/ヘドロばくだん/ねこだまし/まもる

メタグロスを一撃で落とすためにかえんほうしゃではなくオーバーヒートを採用。テッカグヤもH振りだけなら87%で落とすことができ、D振りもレヒレのだくりゅうやマンダの放射を合わせることで落とすことができます。タスキ潰しのねこだましを守ってくるウツロイドにアンコールも欲しいところでしたが、舞ったボーマンダがZなしでも地震を打てるようにまもるを採用しました。

 

カプ・レヒレ

努力値 :H252 B36 C156 D60 S4
実数値 :177-x-154-135-158-106

持ち物 :イアのみ
特性  :ミストメイカー
性格  :ずぶとい
技   :だくりゅう/ムーンフォース/めいそう/まもる

DラインはD+1でウツロイドヘドロばくだんをほぼ2耐えに。Bに厚く振り、Zガブリアスに強引に持っていかれないようにしました。Cはウインディが反動ダメージと合わせてC+1濁流で落ちるぐらいに振りましたが、もう少しBに振ってもよかったかも。デンキZウインディ確定耐えまで振るべきでしたね。

 

カプ・ブルル

努力値 :H252 B132 D124
実数値 :177-165-152-x-132-95

持ち物 :クサZ
特性  :グラスメイカー
性格  :いじっぱり
技   :ウッドホーン/ウッドハンマー/ビルドアップ/まもる

Bはガブリアスのどくづき耐え。DはテテフのフィールドなしエスパーZ耐えまで。A特化ウインディのフレドラは30%ぐらいで落ちますが、A特化なら火力UP系が多いと思うので普通のフレドラなら耐えると思って行動してます。ウドハンはZ用に。

 

ボーマンダ

努力値 :H244 A84 B4 D68 S108
実数値 :201-182-101-117-109-134

持ち物 :ジメンZ
特性  :いかく
性格  :いじっぱり
技   :ドラゴンクロー/じしん/りゅうのまい/かえんほうしゃ

Sは1舞でコケコ抜きの134。Dはレヒレの控えめムンフォ耐えまで。Aはガブリアスと一緒なので、火力計算はわかりやすいです。構築が呼びやすいウインディコケコウツロイドを粉砕する猫竜舞はかなり強力で、1,2戦目は威嚇要員として、3戦目に猫竜舞をすると、かなり刺さりました。

 

ウインディ

努力値 :H92 A204 B4 D28 S180
実数値 :177-171-101-108-104-138

持ち物 :とつげきチョッキ
特性  :いかく
性格  :いじっぱり
技   :フレアドライブ/しんそく/バークアウト/ワイルドボルト

Sは準速レヒレ抜きまで。Dは控えめだくりゅうほぼ2耐え。残りを火力に。ワイルドボルトの枠は、ウツロイドに強い地じならしで迷いましたが、レヒレもブルルもSに努力値をさく余裕がなかったので、ヘドばく+ワイルドボルトで落とせるようにこちらを採用しました。威嚇2枚とチョッキの相性は良かったですが、まだ色々と考える余地があるポケモンだったと思います。

 

ジバコイル

努力値 :H252 B108 C76 D52 S20
実数値 :177-x-149-176-117-83

持ち物 :たべのこし
特性  :じりょく
性格  :ひかえめ
技   :10まんボルト/ラスターカノン/みがわり/まもる

Sは4振りカグヤ抜き。ウインディカミツルギ相手に簡単に落とされないようにBは厚めに振りました(A特化フレドラ50%)。DはC特化レヒレのムンフォやポリ2のれいビで身代わりが割れないラインまで。

 

HP177多すぎてPTシート提出の時に笑ってました。

選出・立ち回り

VS GACT構築+

ガブコケコ、コケコウインならコケコに猫、竜舞で積んでいきます。当然積んだ後はジメンZを警戒されるので、Zは慎重に取っておきます。ポリ2が初手に来た場合は正直きついですが、レヒレ瞑想ルートに切り替え、コケコはどこかで上手く処理します。

 

VS AFK構築+

レヒレを落とせば後はボーマンダでどうにかなるので、初手からZで落としに行きます。守られてもへど爆圏内に入ります。ツルギバックなら次にマンダウインを、と有利なサイクルを回せます。

 

VS ウツロイド入り構築 +

大抵初手から出てくるので、猫瞑想で積んで受けれる場面を作っていきます。コケコウツロイドなら初手マンダを出して猫竜舞で。そこらへんの初手の読み合いはBO3ならではで面白かったです。

 


基本的にはエンニュート+一番刺さりそうな積ポケモンを考えて選出してました。
ウォーグルガラガラ、ドクZウツロイド、じならしマンダグロスは正味きついですね。

 

 

終わりに

今年のルールは最後まで面白かったです。まだまだ可能性秘めたポケモン、組み合わせがたくさんありそうなのは本当にすごい。環境の変化も楽しめたし、最初からやってきてよかったなと思います。

去年は予選落ち、今年はday1出場と、少しずつですが成長を感じてます。勿論満足してませんし、来年はもう一つ上の舞台に立ちたいです。やっぱトラベルアワードほしいわ~。

関空組の旅もいろいろありすぎて楽しかったし、また別の機会に旅の記事もあげたいですね。

 

チャオ!